第21回　図形の編集11

先ずは適当な図形書いてください。こんなもんでいいと思います。

最初に
「BREAK ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄを選択:」
と表示されます。

削除したいオブジェクトを選択しますが、部分削除の場合、ある特定の点を指示します。

次に
「部分削除する 2 点目を指定 または [1 点目(F)]:」
と表示されますので、同じ場所でクリックしてみてください。

すると線分が分割されるのが、分かると思います。

今は1点目と2点目がちょうど同じ場所を指示するようにしました。今度は2点目を1点目から少し離れたところを指示してみてください。

すると今度は1点目と2点目の間が線分が削除されると思います。
部分削除コマンドは1点目と2点目の間の線分を削除するコマンドになります。
基本的な機能はこれだけです、トリムと同じくある距離まで削除するというものです。

オプションFと＠

部分削除コマンドでオブジェクトを選択した後に、
「部分削除する 2 点目を指定 または [1 点目(F)]:」
と表示されていたと思います。

部分削除コマンドはオブジェクトを選んだ時点で、自動的にその場所が最初の点になります。しかし、最初の点ではない場所を指示したいこともあります。このオプション「F」はもう一度最初の点を選択しましょうという場合に使います。

では実際に、適当な線分を選択してください。
次にマウスの右クリックをして「1点目」を選択するか、「F」と入力してみてください。
すると
「部分削除する 1 点目を指定:」
と表示されると思います。

これで最初から自分が指示したい点を取ることができます。

では「＠」（アットマーク）ですが、これは何でしょうか。
座標のところで少し話しましたが､「＠」は直前の点の位置を指示します。

直前の点と言うと1点目を指しますから、同じ点で部分削除してくれということになります。
部分削除コマンドはコマンド名BREAK(ブレイク)「切断する、細分する」と言う意味がありますから、もともと部分削除というよりもあるものを複数に分割するという意味の方が強いです。
そうすると1本の線分があって、これを2本に分割したい場合には、ブレイクコマンドを使ったりします。

では、実際に
適当な線分を選んで、
「部分削除する 2 点目を指定 または [1 点目(F)]:」
と表示されましたら、「＠」と入力してみましょう。

すると図のように二つの線分に分割されていると思います。

オブジェクトはそのままで分割されているかどうか、見難いので窓選択なんかで囲んでみてください。そうするとグリップが表示され、2つに分割されていることがわかると思います。

ブレイクの使い方としては、部分削除というよりはこの「＠」を使った分割の方がよくつかうと思います。

DIVIDEと一緒に

スプラインやポリラインなどの曲線はどこで分割していいのかはっきりしません。勿論計算してもいいですが。

そこでディバイダ（DIVIDE）コマンドと一緒に使って見ましょう。

ディバイダコマンドは線分に分割する点をつけるコマンドです。

では、
ディバイダは分割する点をつけるコマンドですんで、はじめに点の大きさを変更しておきましょう。

メニューの「形式」から「点スタイル管理」を選択します。点の色々な形状が表示されると思いますので、気に入ったものを選んでください。

次にメニューから「作成」の「点」「ディバイダ」を選択します。

「分割表示するｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄを選択:」
と表示されますので、オブジェクトを選択します。

「分割数を入力 または [ﾌﾞﾛｯｸ(B)]: 」
と表示されますので、適当な数字を入力してください。ここでは仮に「3」と入力してみます。

すると線分を三分割したところに点が表示されていると思います。

ここまでくれば、後は部分削除コマンドを使ってそれぞれの点を取っていくと線分が三分割されると思います。

分削除コマンドでオブジェクトを選択します。この時はどこを選択してもいいです。
「F」オプションとオブジェクトスナップの「点」を使って1点目を指示します。

次に「＠」と入力すると点の場所で分割できます。

ここまでやってみて、線分を分割するのに分割数で決定するのではなく、距離で指定したい場合なんかもあるかもしれません。その時はディバイダの下にある「メジャー」を使ってみてください。

エースはトレードで獲得した稲尾で40勝の活躍でした。主軸はトレードで獲得したイチロー、中西、長島です。

そしてこの間、ついに、日本一の栄冠を手にました。
もう、その瞬間はうれしくて友達に喜びのメールをだしてしまいました。

ところが、友達から帰ってきたメールには、「そのチームってタイガースじゃないじゃん」って。

そうです。トレードしまくりで強くなった私のチームにはタイガースの選手は一人もいなくなっていました。ちょっと寂しかったです。

次回は「面取り」です。